鹿児島・伊集院にある小児科専門の病院です。

理事長あいさつ

 平成2年(1990年)3月に当地で開院させていただき、早や28年余りが経ちました。開院後、薩摩半島南西部地域の小児医療と小児保健のために、スタッフ一同日夜努力を重ねております。創設者である宗像修三前理事長(故人)が苦労して創られ育てられたこの病院を、その遺志を引き継ぎながら、時代のニーズに合わせる形で更に発展させて今日に至ります。

 年々少子化は進んできており、また女性の社会進出で共働きのご夫婦も多くなっており、安心してこどもを産み育てられる医療環境の整備が求められています。当院もその大きな一助となるべく設備、スタッフの両面で努力中です。

 平成28年(2016年)4月からは病児保育事業も日置市の援助をいただき開始いたしました。今後もさらなる社会貢献を目指して努力してまいります。皆様には地域の小児の医療資源としてご活用くださるようお願い申し上げます。

理事長  奥  章三

院長あいさつ

 平成30年(2018年)10月に鹿児島こども病院の3代目院長に就任いたしました。

 私が入職したのは平成10年(1998年)、サッカーワールドカップがフランスで開催された年でした。平成30年(2018年)にロシア大会が開催されましたが、気付けば入職してから6大会、足かけ20年です。遡れば、当院開院翌年の平成3年(1991年)に3か月間、初代研修医として当院で多くの事を学ばせていただきました。これまでの恩返しが出来ればと思い、院長職を引き受けました。

 故 宗像 修三 前理事長の、国立・公立・その他どの病院にも出来ない小児医療をめざす私立のこども病院設立への熱い思いは、平成17年(2005年)にしっかり奥前院長に継承され今日に至っています。この間、小児医療はヒブ・肺炎球菌・ロタ等の予防接種により髄膜炎などの重症感染症や肺炎の発症が激減しました。また、小児喘息ではガイドラインに基づく予防薬・吸入薬で、外来での管理も向上しています。

 一方で、ご家族の負担軽減や子育て支援を図るべく、平成26年(2014年)5月に重症慢性疾患病床、平成28年(2016年)4月に病児保育事業「キッズ スマイル」の運用をそれぞれ開始し、どちらも利用者が増加してきております。2017年10月からは電子カルテの運用を開始し、情報共有、業務迅速化により診療の充実を図っています。

 2020年は東京オリンピックの年ですが、当院開院30周年でもあります。鹿児島こども病院を応援してくださる皆様方の声に常に耳を傾け、より良い医療・サ-ビスの提供を心がけ、職員皆の真摯な気持ちが、こども達、ご家族に届くよう舵取りをしてまいります。

院長  内門  一

 

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医療機関名 社会医療法人 人天会 鹿児島こども病院
所在地 〒899-2503 鹿児島県日置市伊集院町妙円寺2丁目2000番669
開設者 社会医療法人 人天会
管理者 院長  内門  一
標榜診療科 小児科
病床数 一般病棟 30床
指定を受けている
公費負担医療制度
乳幼児医療助成事業
ひとり親家庭医療費助成事業
小児慢性特定疾患治療研究事業
難病医療費助成制度
自立支援医療給付(精神通院医療)
施設基準 急性期一般入院基本料6
小児入院医療管理料4
重症者等療養環境特別加算
感染対策向上加算3,連携強化加算、サーベイランス強化加算
地域連携小児夜間・休日診療料2
検体検査管理加算Ⅰ
診療録管理体制加算2
データ提出加算1(200床未満)
小児食物アレルギー負荷検査
入院食事療養 入院時食事療養(I)
医療連携体制 薩摩小児科医療圏初期小児救急医療

昭和62年 8月 鹿児島こども病院開設準備室開設
平成 1年 7月 病院建設着工
平成 2年 3月 1日 鹿児島こども病院設立(院長:宗像修三)
平成 3年 3月14日 第1回人天会
人天会とは、病院建設にあたり、それぞれの立場からアドバイスをした人たちの集まりです
平成 4年 1月16日 研修医受入れ(第1期生:内門 一医師)
平成 4年 2月 4日 こども公開講座スタート
平成 4年 10月 9日 喘息の集い
平成 5年 4月 1日 保育士採用
平成 5年 4月 看護学生実習受入れ
平成 6年 8月 栄養士実習受入れ
平成 7年 8月5日 十島村離島診療開始
平成 8年 3月 ネパール診療開始
平成 8年 10月 医療法人 人天会 設立
平成 9年 7月21日 肥満教室開催
平成12年 5月 10周年記念式典
平成12年 6月 事業所内託児所開設
平成12年 10月 10周年記念誌発行
平成13年 10月 十島村50周年式典において離島診療感謝状受賞
平成15年 4月 ホームページ開設
平成15年 4月 慢性疾患児家族宿泊施設「愛子ハウス」開設
平成15年 4月 すこやかスクール開催(18年6月迄)
平成15年 4月 ネパール診療(以降、現地情勢に鑑み休止)
平成17年 11月 1日 院長交代 奥院長就任
平成18年 10月16日 宗像修三前院長死去
平成19年 10月16日 宗像修三悼集「夢のつづき」出版
平成20年 8月 駐車場拡張
平成20年 9月 デジタルX線撮影・透視装置導入
平成20年 10月 ユスの木文庫設置
平成20年 11月 県知事表彰(母子保健普及)
平成21年 8月 発熱外来整備
平成21年 11月 厚生労働大臣表彰(母子保健普及)
平成22年 5月 20周年記念式典
20周年記念誌発行
平成23年 5月 手術室閉鎖に伴う回復室等の改修工事
平成24年 4月1日 診療報酬改定 施設基準の変更
一般病棟入院基本料 10対1→7対1
平成25年 5月 病床個室等の改修工事
平成26年 5月 重症児病床増築
平成28年 4月 病児保育室キッズスマイル開設
平成29年 3月27日 救急病院(小児救急)認定
平成29年10月1日 電子カルテシステム導入
平成30年 4月1日 社会医療法人 認定
令和2年 3月 開院30周年 / 30周年記念誌発行
令和2年 9月 障害福祉サービス「医療型特定短期入所(空床利用型)」事業開始
令和4年 4月 外来診療予約システム導入・運用開始

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※3階フロアには、付添いをされている方が利用できる浴室やコインランドリーなどがあります。詳細は、入院時のオリエンテーションでご説明いたします。



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事業所内託児所「プティ・ユニヴェール」

安心して働けるようにと建てられた職員の子ども達の託児所です。人に優しいこだわりの「木造」のおうちです。

1F 病児保育室「キッズスマイル」

保護者の勤務の都合や疾病、事故、冠婚葬祭、出産などのやむを得ない事情によって、家庭で保育ができない時、ご家族に代わり、専門の保育士・看護師が病気中のお子様のお世話をいたします。

2F 患児家族宿泊施設「愛子ハウス」

入院患者の付き添い家族等が宿泊できる施設です。遠隔地から入院した子どもの療養環境の向上および患児とその家族の経済的精神的負担の軽減を目的としています。

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