脱水症に気をつけて
嘔吐や下痢、発熱などで体内の水分や塩分が失われると、体液のバランスが崩れます。これを、脱水症といいます。小さい子どもほど脱水になりやすく、水分補給が大切になります。
脱水症の症状
①飲ませ方のコツ
◆一度にたくさん飲ませると吐くことがあります。
◆一口ずつかテイースプーンやスポイトなどで少量ずつ頻繁に根気よく飲ませて下さい。
◆ある程度(3~4時間)飲ませても吐かなければ、自由に飲ませて下さい。
母乳、ミルクを飲まれている子は、少しずつ何度も与えて下さい。
もし、嘔吐が止まらないときは病院に相談してください。
②何を飲ませるのか?
◆食事が食べられる場合→番茶、白湯(黒砂糖やペロペロキャンデイーをなめるのも良いです)
◆食事が食べられない場合→経口補水液OS-1やアクアライト等をお勧めします。薬局等で購入できます。(経口補水液は体に必要な電解質と糖分の配合バランスを考慮した飲み物です。)
◆冷たい飲み物よりも、ぬるめから温かめの飲み物を与えましょう。
◆下痢・嘔吐がある場合は、糖分の多いジュース(果汁、コーヒー飲料、炭酸飲料など)や牛乳などは避けましょう。
③受診のタイミング
◆緑色の嘔吐や血便がある
◆嘔吐が続いている
◆皮膚、口、舌が乾燥している
◆呼吸が速くなり、ぐったりしている
◆繰り返し腹痛を訴える
※夜間ご心配な時は、電話でご相談ください。